はじめに
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 野菜作りの基本、土づくりのポイントです。
 日本は火山列島のため、土壌の大部分は酸性と言われます。野菜は酸性土壌を嫌います。そのため、「土づくり(土壌改良)」という作業が必要になるわけです。
1.酸性土壌の中和
2.よい土づくり

1.酸性土壌の中和
 日本の土壌は酸性か弱酸性のため、苦土石灰や消石灰で中和してから植え付ける必要があります。しかし、この石灰を撒く時期や量によっては逆に石灰の害に当ってしまいます。
 そこで、お勧めなのが、炭による土壌改良です。炭は基本的にアルカリ性ですから、酸性土壌を中和する働きがあります。それに加えて、土壌の「保水性」「排水性」「通気性」「保温性」などを高め、良質の土壌を作ることができます。また、土づくりに欠かせない微生物の住み処となることも知られています。

2.よい土づくり
 良い土は、団粒構造といわれます。細かい土の粒子が一塊になっている状態です。上記のように炭などによって土壌改良するとこのような良質の土壌になります。
 土づくりは、「よく耕すこと」「堆肥などを漉き込むこと」が基本です。堆肥の代わりに腐葉土も使えますが、できればご家庭で出たものから堆肥を作ってみてはいかがでしょうか。家庭ゴミの堆肥というと「生ゴミ」が一般的ですが、調理後の生ゴミには塩分が多く、堆肥としてあまりお勧めできません。可能であれば、落ち葉や調理前の野菜屑などから、堆肥をつくってみてください。ふかふかと柔らかい土ができます。

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