エコな生活を豊かに暮らす情報サイト

肌のお手入れをする目的は、若々しい肌を保つことですよね。
そのために、様々な化粧品を使って・・・ちょ、ちょっと待ってください!

スキンケア=化粧品

と、勘違いしていませんか?
もちろん、間違いではないのですが、最も重要なのは、肌トラブルの原因を正しく理解し、対処することです。

肌トラブルの原因は、加齢やストレス、不規則な生活、食事、紫外線、化粧品など、実に様々です。

肌老化の真犯人は・・・

お肌を老化させる原因の約80%が紫外線といわれています。(20%は、加齢・ストレス・食習慣など)

紫外線が皮膚にあたると、皮膚では活性酸素が発生します。活性酸素の抗酸化物質として有名なのがビタミンC(トマトやホウレンソウ、グレープフルーツなど)と、ビタミンE(オリーブ油など)です。

ビタミンC・ビタミンEは、細胞を傷つける活性酸素を消去してくれます。さらに、ビタミンCは、コラーゲン生成にも役立つので、傷ついた肌細胞を元通りに修復するには欠かすことのできない存在です。

しかし・・・

紫外線による肌の老化には、今までの活性酸素だけではなく、もう一つの真犯人が存在していたのです。

それは、一重項酸素(活性酸素の一種)です。紫外線が皮膚にあたると、皮膚の細胞から一重項酸素が発生します。この一重項酸素が皮膚を傷害する原因であることがわかってきました。

しかも、この一重項酸素に対しては、ビタミンCもビタミンEもほとんど効果がありません。そのため、細胞の中でも、細胞膜でも大きなダメージを受けてしまっているのです。

そこで・・・

肌老化対策としては、活性酸素・一重項酸素対策と、美白・潤い対策の両立がベストなのです。
 
 
活性酸素・一重項酸素対策

活性酸素を消去してくれるのは、ビタミンC・ビタミンEです。
一重項酸素を消去してくれるのは、色素成分として知られるカロテノイドです。カロテノイドは、肌の細胞を傷つける一重項酸素に対して、高い抗酸化力を発揮します。



細胞の中で・・・ 細胞膜で・・・
一重項酸素発生 一重項酸素発生
メラニンを異常に
増殖させるため
シミの原因に!
細胞自体の形を
保てないため
シワの原因に!
    
サケなど
ヘマトコッカスカロテノイド
ホウレン草など
ゼアキサンチン、
ルテイン、βカロテン
トマトなど
リコピン
それぞれの箇所で一重項酸素を消去するカロテノイド



一重項酸素(活性酸素)は、上記のような食材に含まれるカロテノイドで消去するケアが必要です。

紫外線による肌老化を遅らせるために、上記食材を毎日バランス良く摂取することをおすすめします。

一重項酸素以外の活性酸素も、肌を傷つけます。活性酸素対策として、従来どおりの、ビタミンC・ビタミンEケアも忘れずに続けることが大切です。
  美白・潤い対策の日常ケア

毎日のケアでは3つのステップがあります。

  1.洗顔
  2.真皮層ケア
  3.角質層ケア

肌の汚れは、雑菌が増殖する温床になったり、汚れが固まってくると、角質細胞を傷つけたり、毛穴を広げてしまったりします。

肌にとっては、どんなに高価な化粧品であっても『汚れ』以外の何者でもありません。

1.洗顔
洗顔は、毎日、就寝前に必ず行いましょう。
洗顔のポイントは、泡で優しくマッサージするように洗うことです。肌と手が直接触れてはいけません。泡立てネット等を使ってフワフワの泡を作ってください。

洗顔の際に最も重要なのが、水の温度。冷たい水でも熱いお湯でもいけません。冷たい水は毛穴を閉めてしまうため汚れが落ちにくくなり、熱いお湯は必要な脂分まで溶かしてしまい乾燥してしまいます。
体温に近いぬるま湯を使ってください。

2.真皮層ケア
洗顔後、すっぴんの状態になったら、肌の奥に染み込ませるビタミンCケアをします。ビタミンCは肌の奥(真皮層)でコラーゲンが生成される際に必要不可欠な成分なのです。

3.角質層ケア
肌の表面(角質層)を保護するため、化粧水、乳液、クリームなどで潤いを保ちます。

この3つのステップを欠かさずに続けましょう。
 
 
この2種のケアを実践して、肌老化を遅らせましょう。
 
 
Copyright(C) EcolasWeb運営事務局 All Rights Reserved.